総入れ歯と部分入れ歯では噛み合わせが違う?それぞれの特徴と注意点を入れ歯専門歯科が解説|千葉市・千葉駅・新千葉駅の亘泰歯科医院
「総入れ歯と部分入れ歯では、噛み合わせに違いがあるの?」
「部分入れ歯にしてから、噛みにくくなった」
「総入れ歯になってから、食事中に入れ歯が動く」
このような疑問やお悩みをお持ちの方は少なくありません。
入れ歯は、失った歯を人工歯で補う治療ですが、総入れ歯と部分入れ歯では、噛み合わせを作るときの考え方が大きく異なります。
総入れ歯では、上下の入れ歯同士で噛み合わせを作り、入れ歯そのものを安定させながら噛む必要があります。
一方、部分入れ歯では、残っている天然歯と人工歯、さらに入れ歯を支える歯との関係を考えながら噛み合わせを作る必要があります。
つまり、どちらも単純に「失った歯を入れれば終わり」というものではありません。
噛み合わせ・入れ歯の安定性・残っている歯・歯ぐきの状態などを総合的に考えることが重要です。
この記事では、千葉市・千葉駅・新千葉駅の入れ歯専門歯科、亘泰歯科医院が、総入れ歯と部分入れ歯の噛み合わせについて詳しく解説します。
そもそも「噛み合わせ」とは?
噛み合わせとは、簡単にいうと、上の歯と下の歯がどのような位置関係で接触するかということです。
天然歯の場合には、自分の歯がそれぞれの位置で噛み合っています。
しかし、歯を失うと、そのバランスが変化します。
1本歯を失っただけでも、周囲の歯が移動したり、噛み合わせが変化したりすることがあります。
さらに多くの歯を失えば、噛む位置そのものが変化することもあります。
そのため、入れ歯を作る際には、単に歯がない部分に人工歯を並べるだけではなく、お口全体の噛み合わせを考えることが重要になります。
総入れ歯の噛み合わせはなぜ難しい?
総入れ歯とは、上顎または下顎の歯をすべて失った場合などに使用する入れ歯です。
総入れ歯では、天然歯がほとんど残っていないため、人工歯によって新しい噛み合わせを作る必要があります。
ここが部分入れ歯との大きな違いです。
天然歯が残っていれば、天然歯が噛み合わせの一つの基準になります。
しかし総入れ歯では、その基準となる歯がありません。
そのため、
- 上下の顎の位置
- 噛み合わせの高さ
- 人工歯の位置
- 左右のバランス
- 前後のバランス
- 入れ歯の土台となる歯ぐきの状態
などを考慮しながら、噛み合わせを作っていきます。
総入れ歯は「噛んだときに動かないこと」が重要
総入れ歯でよくあるお悩みの一つが、
「噛むと入れ歯が動く」
というものです。
総入れ歯は歯ぐきの上に乗っているため、天然歯のように歯根によって直接支えられているわけではありません。
そのため、噛み合わせのバランスが悪いと、噛んだときに入れ歯が動く原因になることがあります。
例えば、右側で噛んだときに入れ歯が左側へ動いたり、前歯で噛んだときに入れ歯の後ろ側が浮いたりすることがあります。
「入れ歯が外れやすい」という場合には、入れ歯の大きさや吸着だけでなく、噛み合わせの状態も確認することが重要です。
総入れ歯では前歯だけで噛まないことも大切
総入れ歯を使っている方の中には、
「前歯で食べ物を噛み切ると入れ歯が動く」
という経験をされた方もいるかもしれません。
総入れ歯では、前歯で強く噛み切る動作によって、入れ歯が前後に動いてしまうことがあります。
もちろん、前歯をまったく使ってはいけないという意味ではありません。
食べ物の硬さや大きさに合わせて、奥歯も含めて適切に噛むことが大切です。
入れ歯の設計や噛み合わせによっても状況は変わるため、前歯で噛むと入れ歯が外れたり浮いたりする場合は、歯科医院で確認してもらうとよいでしょう。
部分入れ歯は「残っている歯」との関係が重要
部分入れ歯では、総入れ歯とは違い、自分の歯が残っています。
そのため、部分入れ歯を作る場合には、残っている天然歯との噛み合わせを考えることが非常に重要です。
例えば、
- 残っている歯の本数
- 残っている歯の位置
- 歯の傾き
- 歯周組織の状態
- 入れ歯を支える歯の状態
- 上下の歯の噛み合わせ
などを確認する必要があります。
特に、入れ歯を支える歯に過度な力がかからないように考えることが大切です。
部分入れ歯は「バネがあるから噛めない」わけではない
部分入れ歯について、
「バネがあるから噛みにくい」
「入れ歯だからしっかり噛めない」
と思っている方もいらっしゃいます。
しかし、噛みにくさの原因が必ずしもバネだけとは限りません。
入れ歯の設計だけでなく、
- 噛み合わせ
- 入れ歯の適合
- 支える歯の状態
- 人工歯の位置
- 歯ぐきの状態
など、さまざまな要素が関係します。
そのため、「部分入れ歯だから仕方ない」と諦める前に、一度現在の入れ歯の状態を確認することが大切です。
部分入れ歯で「噛むと沈む」のはなぜ?
部分入れ歯では、歯を失った部分の歯ぐきによって入れ歯を支える場合があります。
天然歯と歯ぐきでは、噛んだときの動き方が異なります。
そのため、食事の際に入れ歯が少し沈み込むように感じることがあります。
特に奥歯を失っているケースでは、噛む力が歯ぐきにも伝わります。
そこで、入れ歯の設計や噛み合わせを適切に考えることが重要になります。
「噛むと入れ歯が沈む」
「奥歯で噛むと入れ歯が動く」
「入れ歯を入れてから残っている歯が痛くなった」
といった場合には、入れ歯全体の状態を確認してもらいましょう。
総入れ歯と部分入れ歯では「支え」が違う
総入れ歯と部分入れ歯を理解するうえで、重要なのが「何によって入れ歯を支えるのか」という点です。
総入れ歯
基本的に歯ぐきや顎の形態などを利用して入れ歯を支えます。
そのため、
入れ歯の適合+吸着+噛み合わせ
などが重要になります。
部分入れ歯
残っている天然歯と歯ぐきなどを利用して入れ歯を支えます。
そのため、
残っている歯+入れ歯の設計+歯ぐき+噛み合わせ
などを総合的に考える必要があります。
この違いが、総入れ歯と部分入れ歯の大きな特徴です。
「噛めない=入れ歯が悪い」とは限らない
入れ歯を入れても噛みにくい場合、
「この入れ歯は失敗だった」
と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、噛めない原因は一つとは限りません。
例えば、
入れ歯側の問題
- 噛み合わせが合っていない
- 入れ歯が歯ぐきに合っていない
- 人工歯の位置が適切ではない
- 入れ歯が動いている
- 入れ歯が摩耗している
お口側の問題
- 歯ぐきの形が変化した
- 顎の骨が変化した
- 残っている歯が動いた
- 残っている歯に問題がある
- 口の中の状態が変化した
など、さまざまな可能性があります。
だからこそ、入れ歯専門歯科では、症状だけを見るのではなく、入れ歯とお口の状態を一緒に確認することが重要になります。
長年使っている部分入れ歯にも注意
部分入れ歯を長期間使用している場合、残っている歯の状態が変化することがあります。
歯が移動したり、削れたり、歯周病などによって状態が変わったりすれば、以前作った入れ歯との関係も変化します。
すると、
「以前は問題なく使えていたのに、最近噛みにくい」
「入れ歯がガタガタする」
「バネをかけている歯が痛い」
などの症状につながることがあります。
このような場合には、単純に入れ歯を削るだけではなく、残っている歯を含めて確認することが大切です。
総入れ歯も部分入れ歯も「定期的な確認」が大切
入れ歯は作った直後が完成形とは限りません。
実際に使い始めると、
「ここが当たる」
「ここが痛い」
「もう少し噛みやすくしたい」
など、さまざまな問題が見つかることがあります。
そのため、入れ歯の調整は非常に重要です。
また、長期間使用することで、お口の状態や入れ歯そのものも変化します。
入れ歯を快適に長く使用するためには、症状が出てからではなく、定期的に確認してもらうことも大切です。
他院で作った入れ歯でも相談できます
「他の歯科医院で作った入れ歯だけど、噛み合わせが気になる」
という方もいらっしゃると思います。
入れ歯の調整は、新しい入れ歯を作ることと同じくらい重要な治療です。
現在使用している入れ歯について、
「噛むと痛い」
「入れ歯が動く」
「食事がしにくい」
「噛み合わせが変な気がする」
と感じている場合には、まず現在の入れ歯を確認してみることをおすすめします。
場合によっては、新しく作り直さなくても、調整によって改善できる可能性があります。
千葉市・千葉駅・新千葉駅で入れ歯の噛み合わせにお悩みなら
総入れ歯と部分入れ歯では、噛み合わせの考え方が異なります。
総入れ歯では、上下の入れ歯の噛み合わせと入れ歯そのものの安定性が重要です。
部分入れ歯では、残っている天然歯と入れ歯との関係を考える必要があります。
どちらの場合でも、
「人工歯を入れるだけ」ではなく、噛み合わせまで考えて入れ歯を作ること
が大切です。
千葉市、千葉駅、新千葉駅周辺で、
「総入れ歯でうまく噛めない」
「部分入れ歯が動く」
「入れ歯を噛むと痛い」
「入れ歯の噛み合わせが合わない」
「他院で作った入れ歯を調整してほしい」
という方は、入れ歯専門歯科の亘泰歯科医院へご相談ください。
総入れ歯・部分入れ歯、それぞれのお口の状態を確認しながら、入れ歯と噛み合わせのバランスを考えることが大切です。
まとめ|総入れ歯と部分入れ歯は噛み合わせの考え方が違う
総入れ歯と部分入れ歯は、どちらも「失った歯を補う」という目的は同じですが、噛み合わせを考えるポイントには違いがあります。
総入れ歯
→ 上下の入れ歯の噛み合わせと、入れ歯を安定させることが重要。
部分入れ歯
→ 残っている天然歯、歯ぐき、入れ歯の設計、噛み合わせを総合的に考えることが重要。
そして、どちらにも共通しているのが、**「入れ歯が安定して、無理なく噛める状態を目指すこと」**です。
「入れ歯だから噛めない」と諦めるのではなく、現在の入れ歯の状態を一度確認してみましょう。
千葉市・千葉駅・新千葉駅周辺で入れ歯のお悩みがある方は、亘泰歯科医院までご相談ください。
