入れ歯でお悩みの方、そしてご家族の方へ|「もう仕方ない」とあきらめる前に知ってほしいこと
「入れ歯が痛い」
「入れ歯が外れてしまう」
「うまく噛めない」
「食事のたびに入れ歯が気になる」
「何度調整しても、しっくりこない」
「新しく作ったばかりなのに、結局使っていない」
もし、このようなお悩みを抱えているのであれば、まず知っておいていただきたいことがあります。
それは、「入れ歯だから仕方がない」と最初からあきらめる必要はないということです。
もちろん、入れ歯は天然の歯とまったく同じものではありません。
歯を失った部分を人工的に補うものですから、装着したときに多少の違和感があったり、天然歯とは異なる感覚があったりすることはあります。
しかし、
「入れ歯だから痛いのは当たり前」
「入れ歯だから外れるのは仕方がない」
「入れ歯だから硬いものは食べられない」
「年齢だから我慢するしかない」
と、すべてを一括りにしてしまう必要はありません。
大切なのは、
「なぜ、この入れ歯では困っているのか?」
を考えることです。
そして、入れ歯で困っているのは、ご本人だけとは限りません。
ご家族から、
「最近、お父さんが食事を残すようになった」
「お母さんが外食を嫌がるようになった」
「以前より柔らかいものばかり食べている」
「入れ歯が痛いと言っているけれど、歯科医院に行きたがらない」
「何度も入れ歯を作っているのに、また合わないと言っている」
「もう年齢的に仕方がないと思っているけれど、本当にそうなのだろうか」
というご相談につながることもあります。
入れ歯は、単なる「歯の代用品」ではありません。
食事をする。
人と話す。
笑う。
外出する。
旅行をする。
家族と食卓を囲む。
好きなものを食べる。
こうした毎日の生活と深く関係しています。
だからこそ、入れ歯のお悩みは「歯の問題」だけではなく、生活の問題として考えることが大切です。
「入れ歯だから仕方ない」と思っていませんか?
長年入れ歯を使っている方ほど、
「もう慣れているから」
「年齢だから仕方ない」
「入れ歯なんてこんなもの」
と思っていることがあります。
しかし、少し考えてみてください。
毎日の食事のたびに痛い。
食べ物を噛むたびに入れ歯が動く。
会話をすると外れそうになる。
人前で笑うのが怖い。
食べたいものを我慢している。
入れ歯が気になって外食できない。
こうした状態を、本当に「仕方がない」の一言で終わらせてよいのでしょうか。
もちろん、すべてのケースで理想どおりの結果が得られるとは限りません。
顎の形、歯ぐきの状態、残っている歯、噛み合わせ、舌や頬の動き、唾液の状態など、一人ひとり条件が異なるからです。
だからこそ重要なのが、
「なぜ痛いのか」
「なぜ外れるのか」
「なぜ噛めないのか」
を確認することです。
「入れ歯が合わない」という一言の中には、実はさまざまな問題が隠れています。
入れ歯が痛い。その原因は一つとは限りません
入れ歯のお悩みの中でも特に多いのが「痛み」です。
入れ歯を入れると歯ぐきが痛い。
食事をすると痛い。
硬いものを噛むと痛い。
入れ歯を外したあとも歯ぐきが痛い。
長時間入れていると痛くなる。
このような症状がある場合、単純に「入れ歯が悪い」と決めつけることはできません。
入れ歯の形や当たり方、噛み合わせ、入れ歯の動き、歯ぐきの状態など、複数の要素が関係していることがあります。
たとえば、普段は痛くなくても、食事をすると痛い場合。
これは、噛む力が加わったときに入れ歯が動いたり、一部分に力が集中したりしている可能性があります。
また、最初は問題なくても、長時間使用すると痛くなる場合もあります。
この場合も、
「少し削れば終わり」
とは限りません。
どの場所に、どのタイミングで、どのような力が加わっているのかを確認することが大切です。
「入れ歯が外れる」「入れ歯が浮く」のも理由があります
総入れ歯で特に気になるのが、
「入れ歯が外れる」
「入れ歯が浮く」
「話すと動く」
「笑うと外れそうになる」
という問題です。
せっかく作った入れ歯なのに、会話中に動いてしまう。
食事をすると入れ歯が浮いてしまう。
大きく口を開けると外れそうになる。
こうした状態では、どうしても入れ歯を使うこと自体がストレスになってしまいます。
総入れ歯の場合、安定性を考えるうえでは、単に「入れ歯を歯ぐきに乗せる」というだけではありません。
顎の形、歯ぐきの状態、入れ歯の縁の形、噛み合わせ、口唇・頬・舌の動きなど、さまざまな条件を考える必要があります。
そのため、
「接着剤を使えばいい」
「もっと強く吸着させればいい」
という単純な話ではありません。
入れ歯そのものが口の中でどのように動いているのかを確認することが重要です。
「噛めない」という悩みも、詳しく聞くと内容が違います
「入れ歯で噛めません」
という患者さんに、
「何が一番困りますか?」
と聞くと、答えは人によって違います。
「肉が噛めない」
「野菜が噛みにくい」
「硬いものが食べられない」
「前歯で噛み切れない」
「奥歯で潰せない」
「入れ歯が動くから噛めない」
「食べ物が入れ歯の下に入ってしまう」
など、さまざまです。
つまり、「噛めない」という結果だけを見るのではなく、何が原因で噛めないのかを考える必要があります。
入れ歯の形なのか。
噛み合わせなのか。
入れ歯の安定性なのか。
歯ぐきの状態なのか。
それとも別の口腔内の問題なのか。
原因を確認したうえで、調整・修理・作り直しなどを検討していくことになります。
何度調整しても入れ歯が合わない方へ
「何度も歯科医院に行って調整してもらいました」
「そのときは少し良くなるのですが、また痛くなります」
「削っても削っても、別の場所が痛くなります」
このようなお悩みもあります。
もちろん、入れ歯は完成したら一度で終わり、というものではありません。
口の中に入れて実際に使用してみることで分かることもあります。
そのため、必要な調整を行うことは大切です。
しかし、調整を繰り返しても同じ問題が続く場合には、
「なぜ、この問題が繰り返されているのか」
を一度考えてみる必要があります。
単純な一部分の当たりであれば調整によって改善できることがあります。
一方で、入れ歯全体の形や噛み合わせ、安定性などが関係している場合には、局所的な調整だけでは十分でないこともあります。
「また削られるのでは?」
と心配する必要はありません。
まず現在の入れ歯がどのような状態なのかを確認することが大切です。
「新しい入れ歯を作れば全部解決する」は本当?
入れ歯で悩んでいると、
「もう古いから新しく作ればいい」
と思う方もいるでしょう。
もちろん、作り直したほうがよいケースはあります。
しかし、すべてのケースで新しく作り直せば解決するわけではありません。
現在の入れ歯があるのであれば、まずその入れ歯を確認することが大切です。
調整で対応できるのか。
修理できるのか。
現在の入れ歯を参考にできるのか。
新しく作ったほうがよいのか。
こうした判断を行います。
亘泰歯科医院では、現在お使いの入れ歯をまず確認し、そのうえで必要な対応を考えることを大切にしています。
必要のない作り替えをおすすめするのではなく、今の入れ歯をどうすることが患者さんにとって良いのかを考える。
これも入れ歯治療では大切な考え方です。
他院で作った入れ歯でも相談できます
「他の歯科医院で作った入れ歯だから相談しにくい」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、患者さんにとって重要なのは、
「どこで作ったか」ではなく、「今、困っていることをどうするか」
ではないでしょうか。
「他院で作った入れ歯が痛い」
「他院の入れ歯が外れる」
「何度調整しても噛めない」
「以前作った入れ歯を使っていない」
このようなお悩みも、まず現在の状態を確認するところから始めることができます。
長年使ってきた入れ歯には、その人が慣れている形や感覚が残っていることがあります。
そのため、単純に「古いから捨てて、新しいもの」という考え方だけではなく、今まで使ってきた入れ歯から得られる情報をどう生かすかという視点も重要になります。
入れ歯は「新しいほど良い」とは限りません
ここは意外に重要なポイントです。
患者さんの中には、
「新しい入れ歯を作ったら、全部新品になるから良くなる」
と思っている方もいます。
しかし、新しい入れ歯には新しい入れ歯の難しさがあります。
今まで使っていた入れ歯には、長年の使用によって患者さん自身が慣れている部分があります。
唇や頬、舌の動きも、その入れ歯に合わせていることがあります。
そのため、新しい入れ歯に変えたことで、逆に「違和感が大きい」と感じる場合もあります。
もちろん、現在の入れ歯に大きな問題があれば作り直す必要があります。
大切なのは、
「新しいか古いか」ではなく、「その入れ歯が今の口の状態と生活に合っているか」
です。
コピーデンチャーという考え方
亘泰歯科医院では、入れ歯の治療においてコピーデンチャーによる印象方法も取り入れています。
コピーデンチャーとは、現在使用している入れ歯の形などを参考にしながら、新しい入れ歯の製作につなげていく考え方です。
特に、
「今の入れ歯には不満があるけれど、形そのものには慣れている」
「新しい入れ歯にして、いきなり大きく感覚が変わるのは不安」
という方にとって、一つの考え方になります。
もちろん、現在の入れ歯をそのままコピーすれば必ず良い入れ歯になるという意味ではありません。
現在の入れ歯の良い部分、問題になっている部分、口の中の状態などを確認しながら考えることが大切です。
入れ歯治療では、患者さんがこれまでどのような入れ歯を使ってきたのかという情報も重要なのです。
「普通に噛める、普通の入れ歯」を目指す
亘泰歯科医院が入れ歯について大切にしている考え方の一つが、
「普通に噛める、普通の入れ歯」
です。
これは「どんなものでも天然歯と同じように噛める」という意味ではありません。
入れ歯には入れ歯としての限界があります。
しかし、
「普通に食事をしたい」
「家族と同じ食卓を囲みたい」
「外食を楽しみたい」
「人と普通に話したい」
「笑うときに入れ歯を気にしたくない」
という患者さんの気持ちは、とても大切です。
入れ歯を特別なものとして意識し続けるのではなく、できるだけ日常生活の中に自然に馴染むこと。
それが「普通に噛める、普通の入れ歯」を考えるうえでの大切な目標です。
総入れ歯と部分入れ歯は何が違う?
入れ歯には大きく分けて、
総入れ歯(総義歯)
と
部分入れ歯
があります。
総入れ歯は、片方の顎に歯が残っていない場合に使用する入れ歯です。
一方、部分入れ歯は、歯が一部残っている場合に使用します。
部分入れ歯では、残っている歯を支えとして利用することがあります。
そのため、
「総入れ歯だから簡単」
「部分入れ歯だから簡単」
というものではありません。
どちらも一人ひとり口の状態が異なり、必要な設計も変わります。
特に部分入れ歯では、残っている歯をどのように守っていくかも重要になります。
保険入れ歯と自費入れ歯、何が違う?
入れ歯を考える際、多くの方が気になるのが費用です。
「保険入れ歯と自費入れ歯は何が違うの?」
「自費のほうが絶対に良いの?」
「高い入れ歯なら痛くないの?」
このような疑問は当然です。
しかし、
**「自費=必ず最高」
「保険=悪い」
という単純な話ではありません。**
保険診療には保険診療のルールがあり、その範囲内で入れ歯を製作します。
一方、自費診療では、使用する材料や設計、製作方法などについて、保険診療とは異なる選択肢を検討できる場合があります。
大切なのは、価格だけを見ることではありません。
「自分は何に困っているのか」
「何を改善したいのか」
「どこまでを求めるのか」
を明確にすることです。
金属床義歯という選択肢
自費入れ歯の代表的な選択肢の一つが、金属床義歯です。
金属床義歯では、義歯床の一部に金属を使用します。
金属を使用することで、設計によっては義歯床を薄くしやすいなどの特徴があります。
「入れ歯が大きく感じる」
「口の中で厚みが気になる」
という方の場合、金属床を選択肢として検討することがあります。
ただし、金属床だから誰にでも合うというわけではありません。
顎の状態や残っている歯、噛み合わせ、患者さんの希望などを考慮する必要があります。
精密義歯・吸着する総入れ歯という考え方
総入れ歯では、
「入れ歯が浮く」
「入れ歯が動く」
「会話中に外れそうになる」
という悩みが特に大きな問題になります。
そのため、入れ歯の安定性や適合を重視して製作することが重要になります。
「吸着する総入れ歯」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。
これは単純に「接着剤でくっつける」という意味ではありません。
口の中で入れ歯が安定するためには、顎の形や入れ歯の縁、粘膜との関係、噛み合わせなど、さまざまな要素が関係します。
そのため、精密な型取りや適切な設計などを含めて、総合的に考える必要があります。
もちろん、すべての患者さんで同じ結果になるわけではありません。
しかし、「総入れ歯だから外れるのは仕方ない」と決めつける前に、入れ歯の安定性について相談してみる価値はあります。
ノンクラスプデンチャーは総入れ歯ではありません
「ノンクラスプデンチャー」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
ノンクラスプデンチャーは、一般的には部分入れ歯の選択肢として考えられるものです。
金属のバネが目立つことが気になる方などに検討されることがあります。
ただし、すべての部分入れ歯に適しているわけではありません。
残っている歯の状態や欠損の位置、噛み合わせなどによって、適切な設計は変わります。
「見た目が気になるからノンクラスプにしたい」
という希望だけで決めるのではなく、口の中全体を確認したうえで検討することが大切です。
入れ歯の費用は「値段だけ」で決めない
入れ歯の費用は、保険診療なのか自費診療なのか、使用する材料、設計、治療内容などによって変わります。
そのため、
「総入れ歯はいくらですか?」
という質問に対して、一つの金額だけで説明することは難しい場合があります。
保険入れ歯と自費入れ歯では費用の考え方も異なります。
また、自費入れ歯の場合も、種類や製作方法によって費用は変わります。
亘泰歯科医院では、自費義歯について**110万円(税込)**でご案内しています。
ただし、重要なのは「110万円だから良い」ということではありません。
その費用をかけて何を目指すのか。
どのような悩みを改善したいのか。
患者さん自身が納得して選択できることが大切です。
高い入れ歯なら必ず何でも食べられる?
これは非常に大切な質問です。
答えは、
「高価な入れ歯だから、必ず何でも食べられるとは限りません」
です。
入れ歯は、材料だけで結果が決まるものではありません。
患者さん自身の顎の状態や歯ぐき、噛み合わせ、舌や頬の動き、使用状況など、さまざまな要素が関係します。
だからこそ、
「一番高い入れ歯を作ればいい」
という選び方はおすすめできません。
むしろ、
「自分にとって何が一番大切なのか」
を考えることが重要です。
「痛くないこと」
「外れにくいこと」
「薄くしたいこと」
「見た目を重視したいこと」
「できるだけ自然に話したいこと」
「食事をしやすくしたいこと」
人によって優先順位は違います。
ご家族が気づいてあげてほしい「入れ歯のサイン」
ここからは、ご家族の方にもぜひ読んでいただきたい部分です。
ご本人が「入れ歯が痛い」と言わなくても、生活の中に変化が出ることがあります。
たとえば、
・以前より食事に時間がかかる
・食事を残すようになった
・硬いものを避けるようになった
・肉や野菜を食べなくなった
・柔らかいものばかり食べる
・外食を嫌がる
・旅行に行きたがらなくなった
・人前で話すことが減った
・笑うときに口元を気にする
・入れ歯を外している時間が長くなった
・歯科医院に行きたがらなくなった
こうした変化があった場合、
「年齢のせいかな」
と片付けてしまう前に、一度入れ歯について考えてみてもよいでしょう。
もちろん、すべてが入れ歯の問題とは限りません。
しかし、入れ歯の痛みや不安定さが、食事や外出、人との交流に影響している可能性もあります。
ご家族が「ちゃんと入れ歯を入れて」と言ってしまう前に
ご家族としては、
「せっかく作ったんだから使って」
「ちゃんと入れ歯を入れて」
「食事のときくらい入れて」
と言いたくなるかもしれません。
心配だからこその言葉です。
しかし、ご本人にとっては、
「入れたくても痛い」
「入れたら外れる」
「食べられない」
という事情があるのかもしれません。
そのため、
「どうして使わないの?」
と責めるより、
**「入れ歯、どこか痛い?」
**「食べにくいものはある?」
**「外れたりする?」
**「困っているなら一度相談してみる?」
という聞き方のほうが、相談しやすくなることがあります。
入れ歯の悩みを本人が家族に言わない理由
入れ歯の悩みを抱えていても、ご家族に言わない方は少なくありません。
その理由はさまざまです。
「年齢だから仕方ない」
「また歯医者に行くのが面倒」
「何度調整しても治らない」
「歯医者に行っても怒られそう」
「入れ歯が合わないと言うのが恥ずかしい」
「またお金がかかるのが嫌」
「家族に迷惑をかけたくない」
このような気持ちがある場合があります。
だからこそ、入れ歯の問題は本人だけで抱え込ませないことも大切です。
「入れ歯の相談だけ」でも構いません
歯科医院へ行くと、
「その場で新しい入れ歯を作ることになるのでは?」
「高い入れ歯を勧められるのでは?」
「治療を始めないといけないのでは?」
と不安になる方もいるでしょう。
しかし、まずは現在の入れ歯について相談するところから始めることもできます。
たとえば、
「この入れ歯は調整できる?」
「修理できる?」
「作り直したほうがいい?」
「このまま使っても大丈夫?」
「他院で作った入れ歯でも診てもらえる?」
といった疑問を確認することです。
入れ歯についての相談は、「新しい入れ歯を作る」と決めることとは違います。
まず現状を知る。
そこから選択肢を考える。
それだけでも大きな一歩になります。
ご家族と一緒に相談するメリット
ご本人だけでは、うまく症状を説明できない場合もあります。
そんなときは、ご家族が一緒に相談することも一つの方法です。
たとえば、
「最近、食事の時間が長くなりました」
「硬いものを食べなくなりました」
「入れ歯を外していることが増えました」
「外食を嫌がるようになりました」
「話すときに入れ歯を気にしています」
など、日常生活の変化を伝えることができます。
歯科医院で重要なのは、専門的な症状だけではありません。
普段の生活で何が起きているのか。
それを一番近くで見ているご家族だからこそ伝えられる情報があります。
入れ歯は一人ひとり違います
入れ歯は、すべての人に同じ形を作れば良いものではありません。
歯を失った本数。
残っている歯。
歯ぐきの状態。
顎の形。
噛み合わせ。
唾液の状態。
舌の動き。
頬や唇の動き。
これまで使ってきた入れ歯。
食生活。
仕事や外出の頻度。
こうした条件を考える必要があります。
そのため、
「友人がこの入れ歯で良かったから、自分も同じものにする」
という選び方だけでは十分ではありません。
同じ総入れ歯でも、必要な考え方は人によって違います。
「噛める」と「楽に使える」は同じではありません
入れ歯について考えるとき、「噛めるかどうか」だけに注目しがちです。
しかし、日常生活では、
「痛くない」
「外れにくい」
「話しやすい」
「長時間使える」
「食事がしやすい」
ということも非常に重要です。
たとえば、食事中には何とか噛めても、30分ほどすると歯ぐきが痛くなってしまう。
それでは、毎日の生活では困ってしまいます。
一時的に使えることと、生活の中で継続して使えることは同じではありません。
だからこそ、入れ歯治療では、
「その人にとって、どんな状態なら生活しやすいのか」
を考えることが大切です。
「普通に食べたい」という希望は特別なことではありません
患者さんから、
「贅沢は言いません。普通に食べられればいいんです」
という言葉を聞くことがあります。
実は、この「普通に」という言葉には、とても大きな意味があります。
家族と同じものを食べたい。
外食したい。
旅行先で食事を楽しみたい。
好きなものを食べたい。
人前で入れ歯を気にしたくない。
笑いたい。
こうした希望は、決して特別なものではありません。
だからこそ、亘泰歯科医院では、
「普通に噛める、普通の入れ歯」
を一つの大切な目標として、入れ歯について考えています。
入れ歯の治療で大切なのは「目的」を決めること
入れ歯を作る前に、
「自分は何を一番改善したいのか」
を考えてみてください。
たとえば、
「痛みを減らしたい」
「外れにくくしたい」
「普通に食事したい」
「硬いものを少しでも食べたい」
「人前で話したい」
「見た目を改善したい」
「旅行に行きたい」
「家族との食事を楽しみたい」
などです。
目的が違えば、考えるべき入れ歯も変わります。
だからこそ、「一番高い入れ歯」ではなく、
「自分の目的に合った入れ歯」
を考えることが大切です。
入れ歯の製作・調整・修理はどれも大切
入れ歯治療というと、「新しく作ること」をイメージする方が多いかもしれません。
しかし、入れ歯には、
製作
調整
修理
という複数の段階があります。
壊れてしまったから修理する。
少し当たるから調整する。
噛み合わせを確認する。
長期間使用して変化した状態を確認する。
そして、必要であれば新しい入れ歯を検討する。
どの段階が必要なのかを判断することが重要です。
亘泰歯科医院では、入れ歯の製作だけでなく、調整・修理についても相談しています。
入れ歯の状態によっては、即日修理に対応できる場合もあります。
「保険でも最高の入れ歯を」という考え方
入れ歯を作る際、
「保険だから適当に作る」
という考え方ではなく、
保険診療の中でも、できる限り良い入れ歯を目指す。
という考え方は重要です。
一方で、自費診療には自費診療ならではの材料や設計を検討できる場合があります。
保険か自費か。
金属床かレジン床か。
総義歯か部分入れ歯か。
どの方法を選択するかは、患者さんの口の状態と希望を踏まえて考える必要があります。
「保険だからダメ」
「自費だから絶対に良い」
という単純な考え方ではなく、
患者さんにとって何が必要なのか
を考えることが重要です。
入れ歯の手入れも大切です
せっかく自分に合った入れ歯を作っても、毎日の管理が不十分だと、入れ歯の状態や口腔内環境に影響することがあります。
入れ歯は毎日使用するものだからこそ、清掃や取り扱いも大切です。
ただし、入れ歯の材質や口腔内の状態によって適切な管理方法が異なる場合があります。
入れ歯を強くこすりすぎたり、自己判断で薬剤を使用したりするのではなく、歯科医院から説明された方法を基本にしてください。
また、
「最近、入れ歯の臭いが気になる」
「入れ歯が汚れやすい」
「以前より口の中が気になる」
という場合も、一度相談してみるとよいでしょう。
こんな症状があれば一度入れ歯を確認してみましょう
次のようなお悩みはありませんか?
・入れ歯が痛い
・入れ歯を入れると歯ぐきが痛い
・食事をすると痛い
・入れ歯が外れる
・入れ歯が浮く
・入れ歯が動く
・噛めない
・硬いものが食べられない
・食べ物が入れ歯の下に入る
・話すと入れ歯が動く
・笑うと外れそうになる
・長時間入れていられない
・吐き気がする
・何度調整しても改善しない
・何度も入れ歯を作り直している
・他院で作った入れ歯が合わない
・新しく作った入れ歯を使っていない
・総入れ歯で困っている
・部分入れ歯で困っている
・入れ歯の見た目が気になる
・家族の入れ歯が心配
一つでも当てはまるのであれば、まず現在の状態を確認してみることをおすすめします。
歯科医院へ行く前に整理しておくとよいこと
入れ歯の相談をする際には、次のことを整理しておくと伝えやすくなります。
①一番困っていること
「痛い」
「外れる」
「噛めない」
「話しにくい」
など。
②いつ困るのか
「食事中」
「朝」
「長時間使ったとき」
「人と話しているとき」
など。
③何をすると困るのか
「肉を食べると痛い」
「前歯で噛むと動く」
「話すと外れる」
など。
④どうなりたいのか
「普通に食事したい」
「家族と同じものを食べたい」
「外食したい」
「人前で話したい」
「できるだけ外れにくくしたい」
など。
これだけでも相談内容がかなり明確になります。
遠方から入れ歯専門歯科を探している方へ
入れ歯のお悩みは、
「近所の歯科医院だから」
という理由だけで決める必要はありません。
もちろん、通院のしやすさは大切です。
しかし、
「何度作っても合わない」
「何度調整しても改善しない」
「長年入れ歯で悩んでいる」
「総入れ歯について専門的に相談したい」
という場合には、入れ歯を中心に診療している歯科医院を探す方もいます。
亘泰歯科医院は、千葉市中央区、新千葉駅、千葉駅周辺で、入れ歯・義歯を中心に相談したい方のための歯科医院です。
千葉市中央区をはじめ、千葉市内や近隣地域から入れ歯について相談される方だけでなく、千葉県内のさまざまな地域からのご相談も検討していただけます。
また、東京都・埼玉県・茨城県など、遠方から入れ歯について相談を検討されている方も、まずはお問い合わせください。
遠方から通院する場合には、通院回数や治療期間なども重要になります。
だからこそ、最初に現在の入れ歯の状態や悩みをできるだけ詳しく伝えることが大切です。
千葉市で入れ歯を探している方へ
「千葉市 入れ歯」
「千葉市中央区 入れ歯」
「千葉駅 入れ歯」
「新千葉駅 入れ歯」
「入れ歯専門歯科 千葉」
などの検索で歯科医院を探している方もいらっしゃると思います。
千葉市中央区には多くの歯科医院があります。
その中からどこを選ぶかは、患者さんにとって簡単なことではありません。
大切なのは、単純に「近い」というだけではなく、
「自分の悩みについて相談できるか」
「入れ歯について詳しく説明してくれるか」
「今の入れ歯を確認してくれるか」
「必要のない作り替えをすすめないか」
「自分の希望を聞いてくれるか」
などを確認することです。
千葉市中央区・新千葉駅・千葉駅周辺で入れ歯にお悩みの方へ
亘泰歯科医院は、千葉市中央区にある入れ歯・義歯を中心に診療する歯科医院です。
新千葉駅から徒歩圏内、千葉駅近くという立地で、入れ歯についての相談を受けています。
入れ歯の製作・調整・修理を中心に、
・総入れ歯
・部分入れ歯
・保険入れ歯
・自費入れ歯
・金属床義歯
・精密義歯
・ノンクラスプデンチャー
・コピーデンチャー
などについて、一人ひとりの状態に合わせて検討します。
歯科医師だけでなく、歯科技工士も入れ歯について専門的に対応する体制を整えています。
また、入れ歯だけでなく、エピテーゼの製作についても相談しています。
まずは「今の入れ歯」を持ってきてください
新しい入れ歯を作るかどうか迷っている方。
他院で作った入れ歯が合わない方。
何年も使っている入れ歯が痛くなってきた方。
まずは現在使用している入れ歯を確認することから始めてみてください。
「古いから見せるのが恥ずかしい」
「何度も作り直しているので相談しにくい」
と思う必要はありません。
その入れ歯には、これまでの使用歴があります。
患者さんが何に慣れているのか。
どのような形を使ってきたのか。
どこに問題があるのか。
新しい入れ歯を考えるうえで、現在の入れ歯が参考になることもあります。
「もっと早く相談すればよかった」とならないために
入れ歯で長く悩んでいる方ほど、
「もっと早く相談すればよかった」
と感じることがあります。
もちろん、相談したからといって、すべての問題が必ず解決するわけではありません。
しかし、少なくとも、
「今の入れ歯がどういう状態なのか」
「調整できるのか」
「修理できるのか」
「作り直したほうがよいのか」
「どのような選択肢があるのか」
を知ることはできます。
何も分からないまま我慢するのと、
現在の状態を理解したうえで、自分で選択すること。
この二つには大きな違いがあります。
入れ歯は「生活」を取り戻すためのもの
入れ歯治療を考えるとき、
「入れ歯を作る」
というところだけを見ると、本質を見失ってしまうことがあります。
なぜ入れ歯を作るのでしょうか。
なぜ噛めるようになりたいのでしょうか。
なぜ外れないようにしたいのでしょうか。
その先には、
「家族と食事をしたい」
「好きなものを食べたい」
「旅行を楽しみたい」
「友人と話したい」
「人前で笑いたい」
「もう入れ歯のことばかり気にしたくない」
という生活があります。
つまり、入れ歯は目的ではありません。
より良い毎日を送るための一つの手段です。
だからこそ、患者さんがどのような生活を望んでいるのかを知ることが大切です。
ご家族の方へ|「入れ歯、どう?」から始めてみませんか?
もし、ご家族が入れ歯を使っているのであれば、今日一度、
「入れ歯、最近どう?」
と聞いてみてください。
「痛くない?」
「外れない?」
「食べにくいものはない?」
「何か困っていることはない?」
それだけでも構いません。
もしかすると、
「実は痛いんだよ」
「最近外れるんだ」
「硬いものが食べられない」
という答えが返ってくるかもしれません。
そのときは、
「じゃあ一度相談してみようか」
と声をかけてみてください。
入れ歯の悩みは、ご本人が一人で抱えてしまうことがあります。
ご家族の何気ない一言が、相談するきっかけになることがあります。
入れ歯でお悩みの方へ
入れ歯が痛い。
入れ歯が外れる。
入れ歯が浮く。
噛めない。
食事がしにくい。
何度調整しても合わない。
何度作っても満足できない。
他院で作った入れ歯を診てほしい。
新しく作った入れ歯を使っていない。
そんなとき、
「自分の年齢では仕方がない」
「入れ歯だから当然」
と、すぐにあきらめないでください。
すべての問題が解決できるとは限りません。
しかし、
「なぜ困っているのか」
を確認することはできます。
そして、
「調整する」
「修理する」
「今の入れ歯を使う」
「作り直す」
「別の方法を検討する」
など、次の選択肢を考えることができます。
まとめ|入れ歯の悩みを一人で抱えないでください
入れ歯の悩みは、人によって違います。
「痛い」
「外れる」
「浮く」
「噛めない」
「話しにくい」
「違和感がある」
「何度作っても合わない」
「入れ歯を使わなくなった」
など、さまざまです。
そして、その悩みを抱えているのは、ご本人だけではありません。
ご家族が、
「最近食事を残している」
「外食しなくなった」
「入れ歯を外していることが増えた」
と心配していることもあります。
だからこそ、
「入れ歯だから仕方がない」
と決めつける前に、一度現在の状態を確認してみてください。
大切なのは、いきなり新しい入れ歯を作ることだけではありません。
まず、
「今の入れ歯で何が困っているのか」
「何を改善したいのか」
「これからどんな生活をしたいのか」
を考えることです。
亘泰歯科医院では、入れ歯の製作だけでなく、現在お使いの入れ歯の調整・修理についても相談しています。
総入れ歯、部分入れ歯、保険入れ歯、自費入れ歯、金属床義歯、精密義歯、コピーデンチャーなど、さまざまな選択肢について、一人ひとりの状態を確認しながら考えていきます。
「必要のない作り替えをおすすめすることはありません。」
まずは現在の入れ歯がどういう状態なのかを知るところから始めてみてください。
千葉市中央区・千葉駅・新千葉駅周辺で入れ歯にお悩みの方へ
千葉市で入れ歯にお悩みの方、千葉駅・新千葉駅周辺で入れ歯の相談をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
千葉みなと・東千葉・西千葉・西登戸などから通院を検討されている方もご相談いただけます。
千葉県内だけでなく、東京都・埼玉県・茨城県などから入れ歯についてご相談を検討されている方も、まずはお問い合わせください。
亘泰歯科医院は、
「普通に噛める、普通の入れ歯」
を目指し、入れ歯について一人ひとりのお悩みに向き合います。
「入れ歯が痛い」
「入れ歯が外れる」
「入れ歯が浮く」
「入れ歯が合わない」
「噛めない」
「何度調整しても改善しない」
「他院で作った入れ歯を診てほしい」
「総入れ歯について詳しく相談したい」
「家族の入れ歯が心配」
このようなお悩みがあれば、まずはご相談ください。
入れ歯で悩み続ける毎日から、
「一度相談してみよう」
という一歩へ。
千葉市中央区、千葉駅、新千葉駅周辺で入れ歯をお探しの方、入れ歯専門歯科をお探しの方は、亘泰歯科医院へご相談ください。
千葉で入れ歯と言ったら亘泰歯科医院。
一人ひとりの「普通の生活」を支える入れ歯を、一緒に考えていきます。
