顎義歯が必要になるのはどんなとき?顎の手術後の食事・発音・見た目の悩みを解説|千葉市・亘泰歯科医院
「顎義歯が必要になるのは、どんな人?」
「顎の手術を受けたあと、入れ歯を作ることはできる?」
「歯は残っているのに、顎義歯が必要になることはある?」
「手術後から食べ物がうまく食べられない」
「飲み物が鼻に抜ける」
「以前のように話せなくなった」
「顎義歯について相談できる歯科医院を探している」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
「入れ歯」と聞くと、多くの方は、
「歯がなくなったときに使うもの」
と考えると思います。
もちろん、総入れ歯や部分入れ歯は、失われた歯を補うために重要な治療です。
しかし、歯だけではなく、顎や口腔内の組織そのものに欠損が生じた場合には、一般的な入れ歯とは異なる義歯が必要になることがあります。
それが**顎義歯(がくぎし)**です。
顎義歯は、単に歯を補うためだけのものではありません。
顎や口腔内の欠損部分を補い、
・食事
・噛むこと
・会話
・発音
・飲み込み
・口腔内の機能
・場合によっては見た目
などを支えることを目的とします。
特に、病気や手術、事故などによって顎の形が変わった方にとっては、日常生活を取り戻すための重要な選択肢になる場合があります。
亘泰歯科医院では、入れ歯・義歯を専門に診療しており、顎義歯についてもご相談いただけます。
さらに、エピテーゼについても対応しています。
エピテーゼは顔面だけではなく、胸や指など全身のさまざまな部位についてご相談いただけます。
女性技工士も在籍していますので、身体のデリケートな部分について相談したい方も、まずはお気軽にご相談ください。
顎義歯が必要になる代表的なケース
では、具体的にどのようなときに顎義歯が必要になるのでしょうか。
一つの例として、
病気の治療によって顎の一部を切除した場合
があります。
口腔内や顎に関わる病気の治療では、場合によっては手術によって組織を切除する必要があります。
病気を治すことが最優先ですが、手術後には、
「以前と口の中の形が違う」
という状態になることがあります。
その結果、
「食べ物をうまく扱えない」
「発音しづらい」
「飲み物が鼻に抜ける」
「口の中に空気が漏れる」
などの問題が起こる場合があります。
このような場合に、顎義歯が選択肢になることがあります。
①病気や腫瘍などの治療後
顎義歯を必要とするケースとして、病気や腫瘍などの治療後があります。
特に口腔内や顎に関わる手術では、病気の状態によって組織を切除する場合があります。
もちろん、どのような手術をするかは病気の種類や場所によって異なります。
そのため、手術後の口の中の状態も患者さまによって大きく違います。
ある人は歯を失う。
ある人は顎の一部を失う。
ある人は口蓋の一部に欠損が生じる。
また、複数の部位に変化が生じる場合もあります。
そのため、手術後の義歯も、
「患者さま一人ひとりに合わせて考える」
ことが大切です。
②顎の手術後
顎の手術を受けたあと、
「以前使っていた入れ歯が合わなくなった」
という方もいます。
これは当然ともいえます。
なぜなら、手術によって口の中の形が変われば、それまでぴったりだった入れ歯の形と合わなくなる可能性があるからです。
例えば、
「手術前は普通に使えていた」
「手術後から入れ歯が浮く」
「食べ物がうまく噛めない」
「入れ歯が安定しない」
といった問題が出ることがあります。
このような場合には、現在の状態を確認したうえで、新しい義歯や顎義歯などを検討することがあります。
③事故や外傷による顎の欠損
病気だけが原因ではありません。
交通事故や転倒、スポーツ中の事故などによって、顎や口腔内に大きな外傷を受けることもあります。
外傷によって歯を失うだけでなく、顎の骨や周囲の組織に影響が出る場合もあります。
その場合、一般的な部分入れ歯だけでは十分に対応できないことがあります。
欠損した部分の状態を確認し、
「何を補う必要があるのか」
を考えることが重要です。
④先天的な欠損など
顎義歯は、病気や事故だけではありません。
生まれつき口腔内や顎の形に問題がある場合にも、補綴治療が検討されることがあります。
先天的な状態の場合も、患者さまによって症状はさまざまです。
そのため、
「先天的だからこの義歯」
と決めつけるのではなく、その人の現在の状態や生活に合わせて考える必要があります。
「歯があるのに入れ歯?」という疑問
顎義歯について相談すると、
「でも、私には歯が残っています」
と言われる方がいます。
しかし、顎義歯が必要かどうかは、単純に歯の本数だけで決まるものではありません。
顎義歯では、
歯だけではなく、顎や口腔内の欠損を補う
ことが目的になるからです。
そのため、
「歯が残っているから顎義歯は必要ない」
とは限りません。
反対に、
「顎の手術をしたから必ず顎義歯が必要」
というわけでもありません。
大切なのは、現在の口腔内がどうなっているのかを確認することです。
顎の手術後に「食べにくい」のはなぜ?
顎の手術後に、
「食べるのが難しくなった」
と感じる方は少なくありません。
食事には、歯だけでなく、
・舌
・頬
・唇
・口蓋
・顎
・唾液
・筋肉
など、さまざまな器官が関係しています。
食べ物を口に入れたあと、舌や頬などを使って食べ物をまとめ、歯で噛み、飲み込んでいきます。
顎や口腔内の一部が欠損すると、この一連の動きが変化することがあります。
そのため、
「歯があるのに噛みにくい」
ということも起こり得ます。
食事の悩みは「噛む」だけではない
「食事ができない」
と聞くと、
「歯がないから噛めない」
と思いがちです。
しかし、顎義歯の場合には、それだけではありません。
例えば、
「食べ物を口の中にとどめにくい」
「口から食べ物が漏れる」
「鼻に抜ける」
「飲み込みにくい」
など、さまざまな問題があります。
そのため、顎義歯では、
「どうすれば食事という行為全体がしやすくなるか」
を考えることが重要です。
「飲み物が鼻に抜ける」という悩み
顎や口蓋などに欠損がある方から、
「水を飲むと鼻に入る」
「コーヒーを飲むと鼻のほうに抜ける」
といった悩みを聞くことがあります。
これは非常に困る問題です。
自宅ならまだしも、
「人前で水を飲めない」
「外食を避ける」
「旅行に行くのが不安」
ということにもつながる場合があります。
顎義歯では、欠損部分を補うことで、こうした問題の改善を目指す場合があります。
ただし、実際にどこまで改善できるかは、患者さまの状態によって異なります。
発音が変わることもある
顎の手術後に、
「言葉が話しづらい」
「以前より滑舌が悪くなった」
「声が漏れる」
「電話で聞き返される」
と感じる方もいます。
発音は、
「舌が動けばできる」
という単純なものではありません。
口腔内の空間や歯、口蓋、唇などの位置関係が複雑に関係しています。
顎の形が変われば、当然その環境も変わります。
顎義歯によって欠損部を補い、口腔内の形を整えることで、発音の改善を目指せる場合があります。
会話が減ってしまうことも
発音の問題は、コミュニケーションにも影響します。
例えば、
「話しても聞き返される」
という経験が続くと、人と話すこと自体が嫌になってしまうことがあります。
家族との会話が減る。
友人と会うことを避ける。
電話をしなくなる。
仕事上の会話に自信がなくなる。
このような変化は、生活の質にも関係します。
だからこそ、顎義歯を考えるときには、
「話せるか」だけではなく、「人と話すことを楽しめるか」
という視点も重要です。
顎義歯は生活を支えるためのもの
顎義歯を作る目的を、
「欠損を埋める」
だけで考えてはいけません。
患者さまが本当に求めているのは、
「家族と食事をしたい」
「友達と話したい」
「仕事を続けたい」
「旅行に行きたい」
「外食したい」
「人前で笑いたい」
ということかもしれません。
つまり、顎義歯は、
患者さまの生活を支えるための道具
なのです。
見た目の悩みも軽視できない
顎や口腔内の手術後には、顔貌や口元の形に変化が生じる場合もあります。
本人にとっては、
「鏡を見るたびに気になる」
という大きな問題かもしれません。
また、
「写真を撮られたくない」
「人前で笑えない」
「人と会いたくない」
という気持ちにつながる場合もあります。
こうした見た目に関する悩みも、決して「気にしすぎ」ではありません。
その人の生活に影響するのであれば、大切な治療上の問題です。
エピテーゼというもう一つの選択肢
身体の欠損を補うという点では、エピテーゼも重要です。
エピテーゼは、身体のさまざまな部位を補う人工物です。
顔面だけでなく、
胸
指
などにも対応します。
つまり、
「身体の一部を失った」
という問題に対して、エピテーゼという選択肢があります。
胸のエピテーゼ
乳房の手術後、
「左右の大きさが違う」
「服を着たときにバランスが気になる」
「以前の服が着にくい」
という方がいます。
胸のエピテーゼは、こうした悩みの一つの選択肢です。
胸は非常にデリケートな部分だからこそ、
「誰に相談するか」
も重要です。
亘泰歯科医院には女性技工士も在籍しています。
女性の方で、
「女性スタッフにも相談したい」
という希望がある場合には、その旨をお伝えください。
指のエピテーゼ
指を失った場合にもエピテーゼが検討されることがあります。
指は常に目に入る部分なので、
「見た目が気になる」
という悩みにつながりやすい部位です。
「人前で手を出したくない」
「写真に手が写るのが嫌」
「手袋を外したくない」
など、生活上の悩みが出ることもあります。
指のエピテーゼでは、欠損した部分の形を補うことを検討します。
顔面エピテーゼ
顔面に欠損がある場合には、エピテーゼによって形を補うことがあります。
鼻や耳など、顔の印象に大きく関係する部位では、
「人の視線が気になる」
「外出したくない」
「人と会うのが怖い」
という悩みにつながる場合があります。
顔面エピテーゼは、そうした悩みに対する選択肢の一つです。
エピテーゼは全身が対象
亘泰歯科医院で対応するエピテーゼは、顔だけに限りません。
胸や指など、全身のさまざまな部位についてご相談いただけます。
「これはエピテーゼで対応できるのかな?」
と思った場合も、まずはお問い合わせください。
状態によって対応方法が変わるため、実際に確認して判断することが大切です。
女性技工士がいるからこそ相談できること
身体の形について相談する場合、患者さまの中には、
「できれば女性に相談したい」
という方もいます。
特に胸などについては、その気持ちは自然なものです。
亘泰歯科医院には女性技工士がいます。
エピテーゼは、単純に「似た形を作る」というだけではありません。
患者さまの生活や希望を考えながら、
「どのようなものが必要なのか」
を一緒に考えることが大切です。
顎義歯を作る前に大切なこと
顎義歯を検討する場合、いきなり製作を始めるわけではありません。
まず、
「現在どのような状態なのか」
を確認します。
そして、
「何に困っているのか」
を確認します。
さらに、
「現在の義歯で改善できるのか」
「修理できるのか」
「調整で対応できるのか」
「新しい顎義歯が必要なのか」
などを考えます。
今使っている入れ歯があるなら持参してください
現在使っている入れ歯がある場合には、ぜひ持ってきてください。
その入れ歯には、患者さまの生活に関する情報が含まれている場合があります。
例えば、
「この歯の位置は気に入っている」
「この大きさなら使いやすい」
「ここが当たる」
「ここが痛い」
などです。
亘泰歯科医院では、現在の入れ歯を確認したうえで、調整・修理・作り替えの必要性を考えます。
必要のない作り替えをおすすめすることはありません。
コピーデンチャーによる印象方法
亘泰歯科医院では、コピーデンチャーによる印象方法を取り入れています。
現在の入れ歯の形を参考にして、新しい義歯を製作する方法です。
もちろん、すべての患者さまに適しているわけではありません。
しかし、
「今の入れ歯の形をできるだけ活かしたい」
という場合には、一つの選択肢として検討できます。
一般的な入れ歯についても対応
亘泰歯科医院は顎義歯だけを扱う歯科医院ではありません。
入れ歯・義歯を専門に診療しています。
例えば、
・総入れ歯
・部分入れ歯
・保険入れ歯
・自費入れ歯
・金属床義歯
・ノンクラスプデンチャー
・レジン床義歯
・精密義歯
・吸着する総入れ歯
などについてご相談いただけます。
また、
「入れ歯が痛い」
「入れ歯が外れる」
「入れ歯が浮く」
「噛めない」
「食事がしづらい」
「入れ歯が合わない」
「何度調整しても改善しない」
「他院で作った入れ歯を診てほしい」
という方もご相談ください。
「普通の入れ歯では難しい」と言われた方へ
もし他院で、
「普通の入れ歯では対応が難しい」
「特殊な義歯が必要になるかもしれない」
と言われたとしても、そこで諦める必要はありません。
もちろん、すべてのケースで対応できるわけではありません。
しかし、
「顎義歯という選択肢がある」
ことを知っておくことは大切です。
まずは現在の状態を確認し、
「どのような方法が考えられるのか」
を相談してみてください。
必要に応じて、他の医療機関との連携などを考えることもあります。
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