入れ歯で話しにくい原因とは?発音しづらい理由と改善方法を詳しく解説

「入れ歯を入れてから話しにくくなった」「言葉が聞き取りにくいと言われる」「サ行やタ行が発音しづらい」など、このようなお悩みはありませんか?

入れ歯は食事だけでなく、会話を快適に行うためにも重要な役割を担っています。しかし、新しく入れ歯を作った方や、長年使用している方の中には「話しにくい」「発音しづらい」と感じる方も少なくありません。

実は、入れ歯で話しにくくなる原因は一つではありません。入れ歯の形や厚み、噛み合わせ、お口の筋肉や舌の動きなど、さまざまな要因が関係しています。

今回は、入れ歯で話しにくくなる原因や改善方法、歯科医院で行う調整について詳しくご紹介します。


入れ歯を入れると話しにくくなるのは普通?

新しく入れ歯を装着した直後は、多くの方が多少の話しにくさを感じます。

これは、お口の中に新しい装置が入ることで、舌や唇、頬の筋肉がまだ慣れていないためです。

特に最初の数日から数週間は、

  • 舌が入れ歯に当たる
  • 発音がぎこちない
  • 空気が漏れる感じがする
  • 滑舌が悪くなったように感じる

といった症状が現れることがあります。

しかし、時間が経っても改善しない場合や、日常生活に支障をきたすほど話しにくい場合は、入れ歯の調整が必要な可能性があります。


入れ歯で話しにくい7つの原因

1. 入れ歯が厚すぎる

入れ歯の床(歯ぐきに接する部分)が厚いと、舌が動くスペースが狭くなります。

舌は発音を作るうえで非常に重要な役割を果たしているため、動きが制限されると滑舌が悪くなります。

特に「サ行」「タ行」「ラ行」は影響を受けやすい音です。


2. 入れ歯の位置が合っていない

歯並びや人工歯の位置が適切でないと、舌や唇が正しい位置に当たらず、発音しにくくなります。

噛み合わせだけでなく、会話中の舌の動きまで考えて製作・調整することが大切です。


3. 入れ歯が動いてしまう

話している途中に入れ歯が浮いたりズレたりすると、言葉が不明瞭になります。

「笑うと外れそう」「電話で話しづらい」と感じる方は、入れ歯の適合性が低下している可能性があります。


4. 唾液が増えたり減ったりしている

入れ歯を入れた直後は、異物と認識して一時的に唾液が増えることがあります。

反対に、加齢や服用中のお薬などが原因で口が乾燥すると、入れ歯が安定せず話しにくくなることもあります。


5. 舌がまだ慣れていない

新しい入れ歯では、舌がこれまでと違う動きを覚えなければなりません。

これは誰にでも起こる自然なことで、多くの場合は会話を続けるうちに改善していきます。


6. 噛み合わせのバランスが悪い

噛み合わせが高すぎたり左右のバランスが悪かったりすると、口を自然に閉じにくくなり、発音に影響することがあります。

噛み合わせは食事だけでなく、会話のしやすさにも大きく関係しています。


7. 長年使った入れ歯が合わなくなっている

以前は問題なく話せていたのに、最近話しにくくなったという場合は、お口の形の変化や入れ歯の摩耗が原因かもしれません。

歯ぐきや顎の骨は少しずつ変化するため、定期的な調整が必要です。


発音しにくくなりやすい言葉

入れ歯を装着したばかりの頃は、次のような音が発音しづらいことがあります。

  • サ行(さ・し・す・せ・そ)
  • タ行(た・ち・つ・て・と)
  • ラ行(ら・り・る・れ・ろ)
  • ナ行(な・に・ぬ・ね・の)

これらは舌の細かな動きが必要なため、違和感を覚えやすい音です。


自宅でできる改善方法

声に出して本を読む

新聞や本を毎日10〜15分ほど音読すると、舌や唇がお口の中の変化に慣れやすくなります。

ゆっくり話す

慣れるまでは少しゆっくり話すことを意識すると、発音しやすくなります。

入れ歯を毎日装着する

違和感があるからといって外している時間が長いと、慣れるまでに時間がかかります。

歯科医師の指示に従いながら、できる範囲で装着時間を延ばしていきましょう。


やってはいけないこと

  • 自分で入れ歯を削る
  • 違和感があるまま何か月も我慢する
  • 市販の接着剤で修理する
  • 入れ歯安定剤だけに頼る

原因によっては、症状が悪化することもあります。


歯科医院で行う改善方法

症状に応じて、

  • 入れ歯の調整
  • 噛み合わせの調整
  • 入れ歯の内面調整
  • リライン(裏打ち)
  • 必要に応じて新しい入れ歯の作製

などを行います。

会話中の違和感は、ほんの少しの調整で改善することも少なくありません。


よくある質問

新しい入れ歯はどのくらいで話しやすくなりますか?

個人差はありますが、多くの方は数日から数週間で慣れてきます。

話しにくいまま我慢したほうがいいですか?

違和感が軽くなっていく場合は経過を見ることもありますが、改善しない場合や強い違和感が続く場合は調整を受けることをおすすめします。

他院で作った入れ歯でも調整できますか?

状態によっては調整や修理が可能です。まずは現在のお口の状態と入れ歯を確認いたします。


まとめ|入れ歯で話しにくいと感じたら早めにご相談ください

入れ歯で話しにくくなる原因は、入れ歯の厚みや適合性、噛み合わせ、舌の動き、お口の変化などさまざまです。

新しい入れ歯では一時的な違和感は珍しくありませんが、長期間改善しない場合は調整によって話しやすくなる可能性があります。

亘泰歯科医院では、患者様一人ひとりのお口の状態だけでなく、会話のしやすさや装着感にも配慮した入れ歯治療を行っています。

「話しにくい」「発音しづらい」「入れ歯が外れそうになる」「会話に自信が持てない」といったお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

千葉市中央区・新千葉駅・千葉駅周辺で入れ歯や義歯についてお困りの方は、亘泰歯科医院へ。患者様が食事だけでなく、会話も快適に楽しめるよう、一人ひとりに合わせた丁寧な入れ歯治療をご提供しています。